2009年3月30日月曜日

尊敬する人物・キング牧師

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知人に尊敬する人物は?と聞かれた。

「尊敬する人物は、父母とご先祖様」と答えるのが、私の回答である。

自分自身を生み出してくれた背景を考えると、まずはそう答える。

そんなものは、日本人なら千年前でも同じ感覚で答えるだろう。

勿論、聞かれた内容が「尊敬する歴史上の有名人・偉人」に限定されている事ぐらいは理解している。

しかし、いきなり「尊敬する人物は?」と聞かれたら、「父母とご先祖」と答える。

ちょっと意地悪だが、質問者の言葉が足りない事を、軽く指摘する事にしている。

私の場合

私は、歴史上の人物のこういう所を尊敬する。行政改革においては上杉鷹山を尊敬するし、改革・革命という分野では、織田信長坂本龍馬をあげる。

その人の良いところを学び、嫌いなところや嫌な所は、極力参考にしない。

その方が豊かな人生に繋がると思うからだ。

そのような理由で、尊敬する人物を一人に限定出来ないので、ブログに一人ずつ紹介しようと思いついた。

一人ずつ紹介して、尊敬する理由を書き込みたいと考えたのだ。将来自分自身の参考になると思う。

尊敬する歴史上の人物その1・キング牧師

私は、このブログのタイトルに「I hava a dreams」を引用させて頂いているし、最初にキング牧師をあげようと思う。

キング牧師は、いわずと知れたアフリカ系アメリカ人の公民権運動の指導者だ。

キング牧師の演説「I have a dreams」は、感動的な演説だった。

私は、キング牧師の運動こそ、真の自由と平等の象徴であり、キング牧師を中心にして公民権運動を行った人たち(白人を含む)こそが、アメリカの本当の姿でありアメリカの良心だと思うのだ。

今年、アメリカ合衆国では、バラク・オバマ氏が新大統領に就任して、キング牧師の夢が一歩前進したと思って喜んでいる。

2009年3月26日木曜日

地域活性化の糸口・函館イカール星人

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地域活性化

格差社会が進行して、地方の財政は大ピンチですよね。

しかし、困った困ったと呟いていても何も解決しません。

私も、地方に住む一人として、地方の財政再建および過疎化防止についてよく考えます。

江戸時代に確立された中央集権制度は、東京(江戸)周辺の経済には好都合ですが、地方にとっては必ずしも有り難い事ではありません。

この中央集権システムも、いずれ崩壊するだろうと思いますが、今回は地方が生き残る為の方法を考えて見ます。

なぜ、地方は財政危機なのか

それは、中央集権制度の中で、貨幣や物品(産物)が全て中央に集結するからです。

都と道府県の関係は、幕府と藩の関係を保っています。

現在のわかりやすい表現だと、宗主国と植民地のような関係です。 (この表現には抵抗を感じる人も多いと思いますが、事実です。)

植民地の経済は、宗主国より活性化しないんですよね。

活性化の糸口

しかし、貨幣や物品は中央に集められますが、土地そのものを移動させる事は出来ません。

土地そのものの価値といえば、観光資源が真っ先に浮かびますね。

土地が移動できないのだから、風景や景色は移動出来ないのです。

観光資源こそが、中央集権制度で搾取されない地域の資産だと思うのです。

地域活性化の糸口は観光資源だと思います。

観光資源の有効利用

観光資源を有効利用するには、知名度アップと魅力の再発見が必要です。

現在、日本在住の人で、47都道府県の位置を100%答えられる人は少ないです。

九州に住む人は、北陸と東北の違いがわからない人が多いです。

「東海地方ってどの辺?」という人も多いです。

事実、私が「金沢の兼六園」の話をしていたら「東北は良くわからん」という人が数人います。

九州に住んでいるから、九州の事は良くわかるのですが、お隣の四国の事も知らないんですよね。

「道後温泉に行きたい。」「高知は坂本龍馬」「讃岐うどん」は知っていても、道後温泉が愛媛県に所在する事は知りません。香川県地方が讃岐地方と呼ばれる事も知りません。さすがに坂本龍馬が土佐藩出身という事は知っていますが・・・。

現実はそんなものです。

観光資源を最大限に有効利用するためには、知名度アップと魅力を最大限に伝える必要があるのです。

地方の観光PR

では観光PRをするには、どうしたらいいのでしょう。

一番効果があるのはテレビです。

インターネットに押され気味で、視聴率を稼げなくなったメディアですが、まだまだ日本国内では最有力メディアです。

しかし、全国ネットで宣伝するには費用が高すぎます。

ラジオは、テレビほど費用は掛かりませんが、視覚に訴える宣伝が出来ません。

やはり、費用対効果を考えるとインターネットがベストです。

そして、インターネットの中でも、動画配信サイトは最も強力なメディアです。

函館の観光戦略

函館は、YouTubeで観光PRを行っています。

他の観光地でも使える方法

このYouTubeを使ったPRは、何処の観光地でも使える方法です。

YouTubeに動画を投稿して、話題を作ればテレビなどのメディアが注目します。

実際に、私が「イカール星人」というキーワードを入手したのは、テレビでした。

そして、この方法は、全国の観光PRとして非常に費用対効果に優れた方法だと思ったのです。

少なくとも、「函館って北海道のどの辺りにあるの?」って人には、効果がありますよね。

「函館に行ってみたい!」「函館で美味しいイカを食べたい!」という感想を持った人は多いと思います。

寂れた観光地を再発掘すると同時に、名産品や魅力をアピールすれば、大きな効果が期待できると思います。

勿論、観光PRサイトも併用すると相乗効果が見込めます。

WBC日本優勝

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WBC

日本代表が宿敵・韓国を下して、WBCを二連覇しましたね。

たかが野球されど野球です。

野球ほど日本で人気のあるスポーツはないでしょう。

しかも、最強と言われるキューバに2勝。

発祥地であるアメリカに完勝しての優勝ですから、喜ばしい出来事ですね。

韓国

韓国も、本当に強かったですね。

投手力は、日本代表と甲乙付けがたいと思いました。

日韓の対戦成績は、今回の大会だけでは日本の3勝2敗でした。

勝ち越しているとはいえ、韓国は本当に強かった。

日本は、韓国以外のチームには一度も負けていないし、韓国も日本以外のチームには負けていません。

そして、他の試合は日本も韓国も完勝しています。

実力ナンバーワンを決するに相応しい対戦でした。

イチロー

イチローは、WBCの一次リーグ、二次リーグ共に不振でしたが、決勝トーナメントでは調子が上向いたようです。

WBCファイナルの一番いい場面で、出番が回ってくる事自体、彼が千両役者である証であり、そのチャンスでキチンと結果を残すところが、彼が超一流の証であり、千両役者である証明だと思います。

韓国チームは、イチロー敬遠という選択肢もあったのです。

しかし、野球の神様はイチローを愛しているんですね。

魅入られたように真ん中に絶好球が投じられました。

それを見逃さず、きっちりセンター前へ運ぶんだから・・・

しびれましたよ。

野球の神様

野球の神様は、イチローが努力している事を知っているんですよね。

イチローは、天才と表現されますが、小さなときから野球一本でひたすらバットを振ってきた努力の天才です。

だからこそ、最高の場面で出番が来るし、最高の場面で真ん中にボールが投げ込まれる。

フランスの細菌学者ルイ・パスツールは、

偶然は準備のない者には微笑まない。」と語っています。

敬遠でもいい場面で、絶好球が投げられるという幸運と偶然は、イチローが弛まぬ努力を続けていたからこそ微笑んだのだと思います。

川崎宗則

今大会は出番が少なかったにも関わらず、少ない出番で大活躍をした川崎宗則ですが、本当にベンチスタートが多かった。

しかし、スタメンを外れても、川崎選手は人一倍声を出し、ベンチの中からグランドの選手と共に、いやグランドの選手以上に戦っていた。

私は、今大会のMVPは、川崎宗則選手にあげたかったなあ。

松坂投手がMVPだった事に不満はないんですが・・・

こういうベンチから声を張り上げ、チームの士気を高める選手って、グランドで戦っている選手達には心強い存在だし、選手達に勇気とパワーをくれる貴重な存在なんだよな。

杉内投手

やっぱり杉内は凄いなあ~。

出番は少なかったけど、抜群の安定感でした。

日本代表

日本代表(肉離れで帰国した村田選手を含めて)は、良くまとまった良いチームだった。

日本代表選手および監督、コーチ、その他の関係者に感謝。

勇気と元気を頂きました。

2009年3月21日土曜日

父の退院

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父が退院した

しかも、退院の日にちが親戚のお葬式と重なった。

お葬式を終え、火葬場に行った後で父親を迎えに行った。

その時に遠方の親戚の人たちを、高速バスの停留所に送っていった。

その後で病院に行って退院の手続きをして、父を家につれて帰った。

荷物を降ろして、再度火葬場へ向かう。

火葬場から、三日参りのためお寺に移動。

お寺で三日参りを済ませて、親戚の家に集合。

精進落しをして、解散になった。

精進落し

仏式ならば、四十九日間の精進をして「なまぐさもの(肉や魚など)」食べない生活をする。

忌明けに親戚一同を集めて、精進落しで「なまぐさもの」を食べて、普通の生活に戻る象徴とすることなのだが、近年はお葬式当日に三日参りと精進落しを一緒にするようになった。

在宅介護が始まる

今日から私の在宅介護が始まるのだ。

在宅介護と言っても、父の場合入浴やトイレの介助が必要なわけではない。

糖尿病と心臓疾患を持っているので、食事療法が必要になったのだ。

在宅介護支援センターに相談して、高齢者用の宅配食事のサービスを受けるのだ。

在宅介護支援センターで相談は無料だった。宅配の食事も一食400円とリーズナブルである。

高齢化が進む町なので、高齢者の在宅介護支援は必要不可欠。

しかも、在宅介護支援センターの対応は良い印象だったし、サービスも充実しているようだった。

今日一回目の食事が宅配されたのですが、偏食家の父ではあるが、ちゃんと食べていた。なかなか期待出来る様子だった

父の場合、支援センターの食事宅配サービスは、一週間に七食まで。

介護の状況と病気の状態によって回数が限られてくる。

毎日昼食を宅配してもらう事になっている。

宅配の食事が期待出来そうなので、夕食は民間の高齢者用宅配夕食弁当(500キロカロリー)をお願いしようと思っている。

民間の宅配弁当は、1週間(月~金曜日)毎に注文をするらしい。

気になる費用も1週間(5食)で、1980円(税抜き)とリーズナブルである。

やはり在宅介護支援センターに相談してよかったと思う。これから在宅介護はじめる人や、在宅介護の負担が重く感じている人は、是非地元の在宅介護支援センターに相談する事をお勧めします。

今後も在宅介護について、気付いた事を書き込んで生きたいと思います。

2009年3月17日火曜日

佐賀の県立高校

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本日、2009年3月17日火曜日は佐賀県の県立高校の合格発表です。

合格発表

ちなみに、私は高校受験をしていないので、どんなものかサッパリわかりません。

実は、私は中学3年生の時、1月に有名企業の企業内訓練校という特殊な採用試験に合格し、1月末には入社が決定していたからです。

高校は、会社から通信制の高校に行かせて貰いました。

通信制の高校も受験があったと思うのですが、多分会社の推薦だけで合格決定、試験は名目上のものだったのだと思います。

だから、高校入試というモノを経験していないんですよ。

受験生の気持ちがわからないんだけど、「きっと不安で一杯だろうな。」と思うわけです。

当然、合格する人もいれば、不合格の人も居ます。

合格した人には、おめでとうと言いたい。

残念ながら不合格だった人には、「受験だけが人生じゃないよ。」と言いたい。

メリットとデメリット

不合格にメリットがあるかどうか?

そんな事は、高校受験の経験が無いから、私にはわかりません。

ただ、挫折を経験したり、思い通りにならなかったりする事は、今後の人生では日常茶飯事に起こり得る事です。

だから、残念な結果でも、全力を尽くした事に胸を張って欲しい。

実際に高校受験の経験が無い私だって、それなりに生きて行けるし、同じ境遇だった私の同期や先輩、後輩のなかには、有名企業(私は辞めちゃったけど)で辛抱して働いて、ちょっと一般では考えられないような大出世をした者もいます。

受験の失敗はメリットにはならないが、致命的なデメリットでもないと思います。

2009年3月10日火曜日

運が悪い日々

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運について

運が悪い日って言うのがあるモンです。

「最近ついていないな~。」って思うことも多いと思います。

しかし、この何をしてもツカない時というのは、チャンスだと言う人がいます。

年がら年中ツキまくっている人などいない。

幸運を引き寄せる人は、運がいい運が悪いで一喜一憂しないものらしい。

運がいいときは良い運気に任せて幸運を掴む。

運が悪いときは、運の充電期間なんだと割り切って、充電に充てる。

そういう人には、良い運気が巡ってくるらしい。

ちなみに私は、現在運気が良くないっていうか、ツイていません。

だから、運気の充電期間だと割り切って、ジタバタしないようにしました。

そして、運気が良くなったら思いっきり良い運気を使い切る事にしました。

運気が悪いときは何をするのか?

良くなったときに最大限良い運気を使いきれるように準備をするのです。

フランスの生物学者で、狂犬病のワクチンを発明したルイ・パスツールは、
「偶然は準備の無い者には微笑まない。」という名言を残しています。

偶然とは、幸運の事だと思います。

運か悪いときには、運が良くなったときの為の準備期間なのです。

そう考えると少々の不運は、不運だと思えなくなるから不思議です。

2009年3月7日土曜日

共存すると言う事

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よく、共存共栄という言葉を耳にします。

読んで字の如く、「共に存在して共に繁栄する」という意味です。

この点で、異論のある方はいないと思います。

共存

共存というと、共に存在するという意味ですが、なぜか私の周りの人たちは、勝手に拡大解釈している人が多いように感じます。

例えば、同じ商圏内に大手ショッピングセンターが2店舗存在したとします。

これは、共存なんです。

そして、お互いが競争する事で、地域の経済が活性化して、2店舗共に利益を得る。

ここまでくれば、「共存共栄」なんですよね。

しかし、片方の店舗(A店)が資金繰りに苦しくなり、もう片方(B店)は「ライバル店(A店)が潰れたら、地域の売り上げは全部自分(B店)のものだ。」と考えます。

これは市場原理というモノで、当然の考え方です。

実際には

しかし、実際には倒産したショッピングセンター(A店)は借入金の返済などの為に、店舗を売却します。

安価で売りに出された店舗を、他の地域のショッピングセンター(C店)が目をつけて購入する。

新たな競合相手が現れるのですが、C店は店舗を格安で購入した為に、開店準備費用は最小限に抑えられている為、借入金も最小限です。

金利負担が少ないから、その分お客様に格安で商品を提供出来ます。

ここで、B店は「しまった!逆に強烈な競合店を参入させてしまった。」となるわけです。

そして、C店の快進撃により、B店も倒産を招いてしまいます。

その後

C店の強烈な格安戦略は、中古店舗を格安で購入したから、初期投資が最小限で済んだから、金利負担が少なく、その分が販売価格に反映された結果です。

倒産したB店も当然店舗の売却をします。

しかし、C店の強烈な安売り戦略を知っているので、他の資本は足踏みするでしょう。

「今から参入するなら、C店以上の安売り戦略が必要だ。いくら店舗購入費用が安価でも、継続して経営するのは困難だ。」と判断したら、B店は売れなくなって、廃墟になるでしょう。

さらにその後

格安物件を購入し、格安戦略で地域経済を席巻したC店ですが、店舗は老朽化して改築、改装を余儀なくされます。

C店の経営陣は、店舗の改築・改装には莫大な費用が掛かり、その費用を投資すれば、今後は今までのような安売り戦略は採れない。

そんな費用を投資するよりも、また他の地域で潰れた店舗を購入して、同じ戦略を繰り返したほうが効率がいい。と考えるでしょう。

C店は、この地域から撤退します。

元々安価で購入した物件ですから、売れても売れなくてもあまり懐は痛みません。

C店の撤退した後は、ショッピングセンターが無くなって、ショッピングには不便な地域が残りました。

アメリカには、こんな地域が沢山あるそうです。

そんな結果を招かない為に

このような悲惨な結果を招かない為には、どうすればいいのでしょうか。

結果を変える為には、結果を生み出した要因を探して、修正すればいいのです。

今回の場合は

1、資金繰りに苦しくなったA店

2、外資(C店)の参入。

3、格安戦略に飛びついたユーザー

等が、要因として考えられます。

自由競争社会で、ユーザーに「安売りに飛びつくな!」などと言える訳がない。

3番の要因は、修正不可能です。

外資の参入により、格安でショッピングが出来るのなら、ユーザーは大喜びですよね。

2番の要因も修正するのは困難です。

A店の資金繰りの悪化は、A店の経営者にしかわからない要因です。

他人が立ち入った話を出来るわけないと思います。

全く打つ手が無いように思いますが、 外資の参入を防ぐ為の方法が一つあります。

A店の店舗を、地元の資本(D店)が買い取るのです。

C店と同じ条件で店舗を購入したD店は、C店のように格安戦略で勝負するでしょう。

そして、B店は倒産、残った店舗は地元の資本に売却。

地元企業2社で共存し続ける事が可能です。(経営者は替わりますが)

常に地元の資本で、地域のショッピングセンターが経営されたら、改装・改築による出費を嫌って撤退する事は無いでしょう。

無形の資産

地元の企業が、改装・改築程度の出費で地元の店舗を捨てたりしません。

なぜなら、その地元には、知人や縁者など無形の財産が沢山あるからです。

外資は、地域に対して何も担保が無いのです。

地元企業は、地域での人脈など、無形の財産を多数有して居り、それが担保になるのです。 地域と地元企業の共存と言う事です。

共存とは

共存とは、利害関係に基づく「ギブ アンド テイク」でなければ、自由経済の下では成立しません。

「持ちつ持たれつ」の関係も、「ギブ アンド テイク」ですが、利害関係が一致しないと脆いものです。

地元企業は、無形資産と言う担保を地域に差し出しています。

よって、多少採算効率が低下しても、地域を見捨てて他の地域に移ったりしません。

最悪、他の地域に移るときは、地域の人脈その他の担保は諦める事になります。

無形資産と採算効率のバランスは当然必要ですけど・・・

共存って、実は非常にドライなものだと思うのです。

「与えるもの」と、「与えられるもの」のバランスが共存の基本です。

実は、派遣切りも

実は、昨今話題になっている「派遣切り」の問題も、「企業と労働者の共存共栄」で考えられます。

労働者は、時間と労働力を企業に与える。

企業は、労働者に対して、労働力に見合う賃金を与える。

労働力と賃金のバランスが崩れたら、その共存は成立しません

共存出来ないのであれば、企業と労働者の関係は崩壊するのです。

この場合、お互いに担保がありません。

労働者側に何らかの担保があれば、今のようにアッサリと契約打ち切りにはなりません。

例えば、企業の取引先の親戚や縁者とかだと、解雇すれば取引先に不信感を抱かせます。

取引先の親戚なら、派遣社員という事は無いでしょうけど・・・

どうすればいいのか

どうすればいいのか。

それは、企業にとって重要な人材になるしかないのです。

自分がいなければ、その仕事は成り立たないようなスキルを身に付けるしかないのです。