2015年1月14日水曜日

混乱する欧州

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フランスで起きたテロ事件は今後様々な方向で影響が出そうです。

先週末には欧州やイスラム圏からも首脳が駆けつけ反テロデモが行われたようですが、テロの対策になるかどうかは微妙です。

テロの発端となったシャルリエブド紙の風刺画ですが、シャルリエブド紙は今週もイスラム教の預言者・ムハンマドを風刺するイラストを掲載するようですし、国内外からの注文が殺到したせいか100万部を予定していた発行数を300万部に増やしたとの情報があります。

仏紙、今週号でも預言者風刺画 過激派刺激も、厳戒続く


さらに欧州各国でイスラム排斥運動が活発に行われるようになっていて、酷いところだとムスクに手投げ弾を投げ込んだり、放火するという事件が頻発しているようです。

テロ活動は断固批判しますが、シャルリエブドの風刺画は明らかに風刺の域を逸脱しておりヘイト表現ですし、更に挑発行為を続ける様子です。

現在欧州には様々な火種が燻っており、いつ暴発してもおかしくない状況といえます。


私は一日最早くフランスの人々が平和で明るい生活を取り戻して欲しいと考えています。

ヘイトやテロでは憎しみの連鎖が続くだけです。

一日でも早く、憎しみの連鎖から抜け出して欲しい。そう祈る事しか私には出来ません。

イスラム教徒を含むフランスの人々に、一日も早く平和な日常が訪れる事を祈ります。