さてさて・・・困った事になったぞ!
我が佐賀県知事選で、政権与党自民&公明党が公認した樋渡候補が落選した。
私は樋渡候補のような急進改革路線が嫌いじゃなかったし、武雄市長時代の実績も高く評価していた。
ひまじんうんこ発言でネットユーザーから大バッシングされている樋渡候補ではありますが、県内での評価は高いと思っていたんですけどね。
そもそも樋渡啓祐氏に「ひまじんうんこ」呼ばわりされていた連中のうんこっぷりは凄くて、頭は悪くないはずなのに知恵と経験が絶望的に足りない高木浩光氏とか、その周辺に蔓延る脳みそスイーツな面々(ベークドプリン氏周辺)とか、白髪ひげを金色髯と名乗る不衛生な面々とか訳の判らん(大した影響力も無いクズども)に振り回されたのが敗因では無いかと考えている次第であります。
争いごとは同じレベル同士でしか成り立たないのですから、樋渡氏のレベルも焼プリン(正直なところ個人的にはベークドプリンとかベークドチーズケーキが好き)やキチャナイ髯親父と同等だったと佐賀県の有権者は正しい選択をしたんだと思います。
実は私・・・樋渡氏のフォロワーです。馬鹿を見つけて罵り煽るって楽しいし、見ていて面白かったです。
確かに面白かったので、樋渡氏の活動自体は批判出来ません。私自身充分楽しませて頂きました。
しかし地方自治体の首長ですから、己の楽しみだけを追及してもいけませんよね。
反目する馬鹿を上手に丸め込んで自分自身の力に変えるのが政治家として重要なスキルなんです。
相手が賢い場合は丸め込むのは困難ですが、相手がひろみちゅ先生を中心としたお馬鹿さんばかりだったのですから、丸め込むのは赤子の手を捻るより簡単だった。
そういう意味で樋渡氏は駄目だった。馬鹿を煽って楽しむ快楽に溺れてしまったんです。(楽しいから私自身も溺れちゃいそうですけどね)
まあ樋渡氏は落選しちゃったから、これからは馬鹿を煽ってゲラゲラ笑って楽しんでいる訳にもイカンでしょうが、私自身楽しみが一つ減った事も事実であります。
私自身は地方自治にせよ国政にせよ出しゃばる気持ちは全く無いので、楽しみが一つ減った事だけが心残りかな。
今後の佐賀県
個人的には現在の自民党政権なんぞ全く駄目だと思っているのですが、他にまともな政党があるかといえば残念ながら「政権政党の能力を持っているのは自民党だけ。」という情け無い現実に改めて気が付く訳であります。
小沢一郎氏は悪党の中の悪党だったけど、政権運営という観点からはずば抜けた存在であったと今更ながら感じております。まあ小沢氏程の人物ですから、今更安倍氏の下で働く事は無いでしょうし、安倍氏も扱い難い小沢氏を招聘する事もないでしょうね。この辺りが安倍氏の器の限界です。
その点をキチンと理解して、今後の佐賀県を考えていかねばなりません。
山口新知事の支持団体が農協である事、農業従事者が多い地区での山口氏の圧勝を考えると、自民党本部と自民党佐賀県連の間には深い溝がある。
山口新知事と自民党本部の関係は微妙だが、自民党本部が新知事懐柔に動く事は間違い無かろう。
そして安倍晋三氏は長州出身の政治家。卑怯者の山縣有朋や井上馨に殺された四民平等の先駆者・江藤新平の無念を晴らす為ににも、佐賀県民は自民党に「なめちょったらいかんぞ。コラ!キサンいっぺん地獄ばみせちゃろうか!」と立ち上がるべきなんじゃないでしょうかね。
江藤新平の無念を晴らす千載一遇のチャンスは今ですよ~