田舎に住んでいると、時々野生動物に出会う事がある。
野生動物
最近では、野生のサルが住宅街をウロウロしていた事がある。
お正月だったので、民家の美味しいおせち料理が目的だったのかも知れない。
猿は、集団で行動するので、一匹だけいるということは、はぐれ猿だ。
猿の他にも、イノシシや野うさぎ、イタチ、狸など、冬になると民家の近くで遭遇する事も多い。
狢(むじな)
狢も見た事がある。
私が狢を見たのは、ゴルフ場のグリーンだ。
なぜグリーンに狢がいたのかは解らないが、私は最初狸だと思ったのだ。
しかし、我々がグリーンに近づくと、モコモコと山のほうへ移動していった。
今まで見かけた狸とは、明らかに動きが違うのである。
狸は、民家の近くに現れて、ゴミを漁ったりするので、何度も見ている。
モコモコと動かないと思う。
グリーン上にいたので、我々のセカンドショットに当たって、怪我をしたんだろうか?
その様子を、詳しい人に報告すると、「それは、狸じゃなくて狢(むじな)だ。アナグマと言う事もある。」と教えてくれた。
狢はモコモコと移動するらしい。
ウリ坊
イノシシの子供(ウリ坊)も、見つけたことがある。
地元の観光地・見帰りの滝の滝つぼ付近で、ウリ坊発見。
滝から落ちた様子だが、落差100メートル以上ある滝である。
普通、落ちたら助からないと思うのだが、まだピクピクしていた。
観光客も多かったので、観光客に噛み付いたりしたらマズイと思い、近くのお店の親父さんに報告した。
親父さんは、ウリ坊の足を掴んで、ぶら下げて行った。
「多分、食べちゃうんだろうな。」と思っていたので、次の日に「美味しかった?」と聞いたのだ。
しかし、親父さんのお孫さんたちが「殺さないで!」とか「食べちゃ嫌だ!」と泣きついてきたので、殺せずに放置していたらしい。
「孫が名前までつけてなあ、殺すなと言うからなあ~」と親父さんも困っていたようだ。
そのうり坊だが、翌日には回復して、夜のうちに山に帰っていたらしい。
野生動物の生命力の強さに感心した。
今日は、うり坊を思い出したので、うり坊の動画を探してみました。