2010年6月21日月曜日

宮里藍選手 今期4勝目で世界ランク1位に浮上

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メジャーリーグに続いて、ゴルフでも日本人選手の活躍が目立っている。

石川遼選手の全米オープンは最終日に崩れ33位に終わったが、3日目までは見所十分の好プレーだったと思う。

予選の好プレーの背景には、一緒にラウンドしたトム・ワトソン選手が良い雰囲気を作り出してくれた事が一番の要因だと思う。

こう書くと、「なんだ石川の実力じゃないのか?」と思う人もいるだろうが、全然違う。

ゴルフは一緒にラウンドするプレーヤーに大きく影響されるスポーツだ。

同伴競技者と上手く折り合いながら、お互い良い緊張感と集中力を高めてこそ良いラウンドが出来るものだと思う。

レベルが上がれば上がるほど、小さなミスが大きく影響するようになる。

石川選手は紳士で非常に謙虚である。誰からも愛される選手だから、トム・ワトソンのような偉大な選手からも大事にしてもらえるし、今回のように良い環境を作ってもらえる。

私は石川選手の武器は、桁外れに広い体の稼動域を利用した大きなスイングと、絶対ショートさせないという強い意志だと考えてきたが、もしかすると石川選手の最大の武器は、彼の人格なのかも知れないなあと思う。

石川遼選手の今後の活躍に期待する。


今週は、なんといっても宮里藍選手の話題は外せない。

今期4勝目で世界ランク1位に浮上する事になった。

オチョア選手の引退が最大の要因なのは事実だが、それでも世界ランク1位は素晴らしい。

そういえば宮里藍選手もアニカ・ソレンスタムやロレーナ・オチョアといった偉大なプレーヤーから愛されていたなあ。

プロゴルファーにとって一番大切なものは、技術やパワーよりも人格なのかも知れない。

宮里選手、今期4勝目および世界ランク1位おめでとう。


今後も、宮里、石川両選手の活躍に期待しています。

2010年6月2日水曜日

イスラエルに対して

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イスラエル軍がトルコの支援船を襲撃し、10数名を死亡させるというニュースが流れた。

トルコの支援船は、封鎖されているガサ地区に支援物資を運んでいたらしい。

イスラエル軍の攻撃対象は、イスラム原理主義組織ハマスのはずである。

人道的支援を目的にしたトルコの支援船を襲撃する理由は無いはずだ。

例えば、トルコの支援船が武器を運んでいたのであれば「イスラエルの安全の為に襲撃した」という言い訳も出来るのかも知れないが、トルコからの物資はイスラエルのガサ地区封鎖によって飢餓状態に追い詰められた民間人への支援物資である。

人道的支援を行おうとしていたトルコ人に対して、イスラエル軍のとった行動は野蛮で、非人道的行為だと思う。


今回のイスラエルの暴挙は国連が非難しているので、私が今更非難する必要はないのかも知れませんが、やはり許しがたい行為なのでハッキリと非難したいと思う。


アメリカの対応

過去の例だと、いつも米国はイスラエルよりの対応だった。

しかし今回ばかりはアメリカもイスラエルよりの対応はとれないだろう。

なぜならば、今回のように何の非もないトルコの船を襲撃し、罪も無い人を殺害したイスラエルを支持するような対応をすれば、世界中の人々から「チェンジ・チェンジといっても、結局はアメリカは何も変わっちゃいない。オバマの『チェンジ』は口先だけだ。」と評価される事になる。

ノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領が、イスラエルを支持するなんて出来ないはずである。

今回のイスラエルの暴挙に対する対応は、オバマ大統領やアメリカの試金石となる。


本来ならば、日本政府もイスラエルを非難するべきだと思うが、友愛がキャッチフレーズの鳩山首相は自分の事で精一杯で、とうとう首相を辞任してしまった。

こういう虐殺行為に対しては、ハッキリと遺憾の意を表明するべきだと思うのだが、辞任しちゃったものは今更責めても仕方が無い。

そこで微力ながら、私は当ブログでイスラエルの行為に対しハッキリと遺憾の意を表明するとともに、亡くなったトルコの方々のご冥福をお祈りします。