前作のウェルかめも毎回かかさずに見ていましたが、現在放送中のゲゲゲの女房も毎回見ています。
NHK朝の連ドラは、NHK総合で朝8時15分から放送されていましたが、ゲゲゲの女房から朝8時からの放送になった。
視聴率の改善が目的なんですが、効果はどうなんでしょうね。
前作のウェルかめは、個人的には好きだった。
しかし、ゲゲゲの女房もなかなか面白い。
昭和生まれの昭和育ちである私にとって、懐かしい雰囲気を持つ番組になっているんですね。
私は特に懐古趣味な訳ではないが、少年時代を思い出す番組は好きです。
まあ~少年時代を思い出す番組といえば、昭和40年代前半に生まれた私にとって、ナンバーワンは初期の「ちびまる子ちゃん」である。
百恵ちゃんが好きで、ドリフターズの「8時だよ!全員集合」に熱中していた少年時代を思い出すのだ。
40歳を過ぎて少年時代を懐かしむようになったのなら懐古趣味というのだろうが、私の場合は20歳前後のころから「ちびまる子ちゃん」が好きであって、恐らく同じ時代を共有している印象が強くて、一種の仲間意識のようなものかも知れない。
話を戻して・・・
ゲゲゲの女房の場合は、私が生まれる前の昭和30年代が舞台なのですが、東京の昭和30年代と地方の昭和40年代は同じ雰囲気を持つ社会だったのではないかと勝手に推測しています。
「昔は良かった!」などと思うのは歳をとった証拠なんだろうけど、「じゃ~あの頃に戻って生活してみるか?」と聞かれると答えは「絶対に嫌だ。」というであろう。
そりゃ~日々の生活に追われる事はなかったが、それは子どもだったからであって、当時の大人も生活のために苦労していたと思う。
ゲゲゲの女房は貧しい漫画家の日常が描かれていて、妙にリアルである。
昭和40年代の田舎町には数件の貸本屋が存在した。
私の記憶にある貸本屋のイメージは、いつも店内が閑散としていて薄暗く、子どもが一人で入るのは抵抗がある感じだった。
ちなみに「ゲゲゲの鬼太郎」はテレビアニメでみていたが、「墓場の鬼太郎」を貸本で読んだことはない。まだ文字も読めない幼児の頃の話である。
私は、そんな事を漠然と思い出しながらゲゲゲの女房をみているんですが、昭和30年~40年前半に生まれた人にはノスタルジックな番組だと思うので、是非お奨めしたいと思う。
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