昨日、今後の政局を予想していたんですが・・・
昨日のエントリは⇒民主・自民ともにズッコケて、自・公に維新・みんな・太陽あたりが加わる超大連立政権が誕生しそうだ
早速、太陽の党が解党し、維新の会に吸収されるようだ。
⇒http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_549481
オイオイ!展開速すぎるだろう。太陽の党なんてつい先日立ち上げたばっかりじゃないか!速攻で解党とは・・・
私が予想していたのは、維新・太陽・みんなの党が独立したまま自民・公明の連立政権に参加するという読みだったんですが、その前に少数政党同士で合併するとは・・・
しかし、自公連立に加わる事が前提なら、各々独立を保ったままより、少数政党を合併して参加した方が、連立政権での発言力は増すと思います。
石原氏も橋下氏もなかなか強かな政治家です。
少数政党で連立に参加するよりも
政治って数の力がモノを言う世界ですよね。特に政権内での発言力はモロ数の力です。
例えば自民党ですが、自民党内には大小さまざまな派閥がありました。その中で発言力が強いのは、より多くの議員を抱える派閥でした。
連立政権の場合も、より多くの議員を抱える政党または派閥が強い発言力を持つのは明白です。
自民・公明の連立政権に参加するのであれば、少数政党は合併して少しでも多くの議員を抱える政党にならなきゃ政権内で強い発言力を持つ事は出来ません。各々が独立した政党で参加するより、少数政党同士が合併して、大きな政党になって連立政権に参加するほうが、連立政権内での発言力は強くなる。
太陽の党も維新の会も「そんな事は百も承知」なので、合併する事に抵抗は無かったのでしょう。
正しい判断だと思います。
第三極が強い発言力を持つと・・・
第三極と呼ばれる少数政党にとって、合併戦略は現実的で間違いない選択ですが、自民党や公明党にとっては「ちょっと都合が悪い」事態かも知れません。
自公連立政権に、それなりに強い発言力を持つ政党が加われば、公明党の発言力は相対的に低下するし、自民党内の派閥も同じです。公明党や自民党内の派閥の発言力は、相対的に低下する訳です。
自公連立政権も「我々の発言力が弱くなるのは困るので、第三極の新政党はお断り!」って訳にはいかないので、苦しいところです。第三極の参加がなければ過半数に達しないのですから、受け入れざるを得ないんですよね。
今頭を悩ませているのは、第三極の連中ではなく、第三極を連立に参加させて、衆議院の過半数確保を狙っていた自民党・公明党のリーダー達かも知れません。
最終的には
最終的には、自民・公明プラス第三極の構図は変わりませんが、第三極は私が予想したものより、強い発言力を持って新政権に参加する事になりそうです。
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