2009年9月28日月曜日

八ッ場ダム建設中止

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八ッ場ダム

八ッ場ダムは、群馬県吾妻郡長野原に建設されていたダムです。

1952年に建設が発表されてから、長い間反対運動が行われたのですが、1992年にダム建設推進を前提とした協定書が長野原町、群馬県、建設省の間で締結されました。

建設が発表されてから40年の反対運動の末に、なんとか建設合意に至ったというダムです。

1994年に工事がスタートしましたが、現在でもダムの本体工事には至っていないという状況です。

ダム建設の場合、多くは山間部に建設されるので、人や資材を搬入する為に工事用の道路建設からスタートします。

工事用道路の建設開始から15年経過しても、まだ本体工事に至っていません。

政権交代による中止決定

9月16日、鳩山由紀夫内閣が正式に発足しました。

新しく国土交通大臣に就任した前原誠司は認証式後の就任会見において八ッ場ダムの事業中止を明言しました。

鳩山由紀夫首相も翌17日の記者会見でこれを支持した。

政権交代に伴う国の方向転換に、住民や関係者は強く反発しています。

八ッ場ダム建設に関する基本協定が締結された1995年当時、鳩山首相と前原国交相はいずれも新党さきがけの党幹部として、八ッ場ダム建設を推進していた事も、住民や関係者にとって納得出来ない要因ですが、すでに住宅やお墓を移転した住民が多く「今更なんで中止なんだ」という気持ちの方が強いと思います。

ダム建設の是非と住民感情

ダム建設に関しては、不要論が多いように感じますが、住み慣れた土地を離れ新たな生活基盤を築こうとしていた住民にとって、今回の国の方針転換は納得出来ないし、容認できない問題だと思います。

ダム建設の是非を問う問題ですが、様々な側面を持っているために、新政府の是非を問う問題にもなりかねないような印象です。

前原国交相は「住民の合意が得られない限り、建設中止の法的手続きには入らない」と明言しており、まだまだ解決しない問題だと思います。

私は、新政府の建設中止という考えは変わらないと思うし、住民や関係者だって一方的に中止では納得出来ないので、今後は世論を巻き込んだ問題になるだろうと思います。

民主党は、衆院選のマニフェストに「川辺川ダムと八ッ場ダムの建設中止」を掲げている。

しかし「友愛」というキャッチフレーズを掲げる民主党が、強引に中止を強行したら、新政府の求心力は一気に消失しかねない。

難しい舵取りを突きつけられた新政府の判断が、一体どんなものなのか気になるところです。

最終的には建設中止は強行されるだろうと思いますが、国の方針に振り回された地元住民が、ボロボロに傷つき放置されるような結果にならなければ良いのですが・・・。

2009年9月25日金曜日

高齢化社会と終末期医療

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高齢化社会

日本の社会は少子高齢化が進み、お年寄りが多くなりました。

テレビや新聞で高齢化社会が問題視されだしても、高齢化に対する有効な対策は見出せないと言うのが現状なんですよね。

しかし、高齢化社会が何故問題なのかという事を、真剣に考えた事がある人は少ないと思います。

もちろん少子高齢化が進み、先細りの社会では「いつか日本と言う国が滅んでしまう」という将来の問題は自覚している人が多いと思いますが、すでに問題になっている事には、気がついていない人が多いと思います。

また気がついていても「そんなのは国や行政が考える事だ」と考えている人も多いと思います。

高齢化社会の問題点

年金問題

我が国の年金制度はすでに崩壊していると考えている人も多いと思います。

年金の問題は、最近話題になった宙に浮いた年金の問題がクローズアップされています、もちろん記帳漏れなどあってはならない事で、早急に対応してもらわなきゃならないですが、他にも大きな問題を抱えています。

それが少子高齢化問題です。

年金は「個人が積み立てたお金を、高齢になって年金として支払ってもらう」というシステムのように考えている人が多いように感じています。

しかし、年金の本質は「働き盛りの若い世代がお金を出し合って、高齢者の生活を支えましょう」というシステムです。

財源である若い世代が少なくなると、我が国の年金システムは崩壊するんです。

少子高齢化が進行すれば、年金制度は危機的状況に陥るのです。

高齢者医療の問題

高齢者が増えることで、高齢者の医療費が増大し、医療保険費が国の財政を圧迫しています。

いままでの税金の使い方などに、問題が無かったわけじゃないと思いますが、それでも少子高齢化が進めば否応無く医療保険費が国の財政を圧迫するでしょう。

高齢者の介護

現在も老老介護が問題視されていますが、今後は働き盛りの若い世代が高齢の家族を介護する事になるでしょう。

今後、若い世代は高齢者の介護に時間をとられたり、高額な介護費用を負担する事になるでしょう。

若い世代は働かないと言う訳にはいかないので、仕事に行きますよね。そうすると親や家族の介護は、専門の業者や医療機関にお願いせざるを得ない。そうなると高額な介護費用を負担する事になります。

親や家族の介護を自分自身がする場合は、費用の負担は少なくて済みますが、働く時間が制約されて、最悪の場合は失職する可能性もあります。

その他の問題

年金や医療、介護などの問題は、少子高齢化が進めば進むほど深刻化すると思います。

今までの社会のシステムを根本から変える必要が在ると考えています。

また、尊厳死の問題や終末期医療など、関連する問題の見直しも必要だろうと思います。

終末期医療(ターミナルケア)について調べていて気がついたのですが、延命治療の拒否や尊厳死に対する考え方は、本人の意思を反映する方向に変わってきているようです。

リビング・ウィル

リビング・ウィルとは、「生前の意思」という意味で、尊厳死の権利を主張し、延命治療の中止を希望するなどの意思表示、または延命治療を拒否する内容の遺言書などの事です。
葬儀の方法や臓器提供の意思表示もリビング・ウィルに含まれる。

終末期の患者の意思

近年は、リビング・ウィルなど患者の意思を尊重する事が重要視されてきていますが、一般には浸透していません。

「日本は尊厳死や安楽死を認めていない」と思い込んでいる人が多いと思います。
私もそう思い込んでいましたし、現実問題として担当の医師が尊厳死を認めているかどうかも問題です。

いくら延命治療拒否・終末期には尊厳死を選択すると言う患者の意思があっても、担当の医師が認めていなければ、患者の意思は採用されない事になるでしょう。

私が終末期を迎える頃までには、リビング・ウィルを含め患者の意思を最優先するような制度に改革される事を望みます。

終末期に意識レベルの低下などが認められた場合には、患者の意思は尊重されず「患者の多くは、出来るだけ長生きしたいと願う」という前提に基づいて終末期医療が行われるそうなのですが、この方針は何年経っても同じだと思います。

今後、高齢化社会が進めば、患者の意思が尊重される事を周知する事も重要だと思います。

2009年9月24日木曜日

シルバーウィークが終わる

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シルバーウィーク

9月19日から23日までの5連休はシルバーウィークと呼ばれていました。

日本の暦は、お役所を中心に設定されているんだなと思います。

実際に自営業者や中小企業の休日は、カレンダーの休日と同じになる事は少ない。

また観光地やテーマパークなど、休日に売上げが上がる会社は稼ぎ時なのである。

休みの終わり

私は若い頃、そこそこ大きな企業に勤めていたので、大型連休というモノを十数年の間に数十回経験しました。

大型連休に入る前は「あれもしたい」「これもしたい」「どこかに旅行しよう」などと、非常に楽しみな期間である。

そして、連休の1~2日目には「とりあえず日頃の疲れをとろう」と考えてのんびり過ごすのですが、その後になると「残り数日で何かしなきゃ」というプレッシャーを感じ始め、結局連休中に何もしないまま連休が終わってしまうという経験を何度かしました。

賢い連休の計画

何度も失敗して気がついたことは、連休の初日から旅行に行くなり、帰省するなりの行動を起こすべきだと言う事です。

初日に出発すると、仕事をしている時のように慌しく行動するもので、時間が有効に使える。

連休を一日残して帰宅すると、出勤時に連休ボケが残りません。

最終日をゆっくり過ごす事で、疲労も回復します。

最終日の深夜に帰宅して、翌日出勤すると連休ボケが残るばかりか、2~3日回復しなかったりするし、仕事にも影響します。

大型連休の最終日こそ、自宅でゆっくり疲労回復に努めるべきなんですよね。

今後のこと

そして、シルバーウィークが終了すると、9月も残り一週間になります。

衣替えの準備も始めないといけませんね。

衣替えが終われば、今年も残すところ3ヶ月という事で、今後は徐々に慌しくなってくるんですよね。

一年って早いものです。

2009年9月9日水曜日

世界自殺予防デーと自殺予防週間

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世界自殺予防デー

私はこんな日を作るべきかどうかわからない。しかし、自殺者が世界的に増加しているのだろう。

世界自殺予防デーなんて、非常に悲しい気持ちになるが、現実を考えると必要なんでしょうね。

9月10日は世界自殺予防デーです。

自殺予防週間

また、9月10日から9月16日は自殺予防週間だそうです。

自殺する人にはそれなりの事情があるんだろうけど、死んで解決する問題があるとも思えない。

自殺を考える前に、誰でもいいから悩みを打ち明けてみてはどうだろうか。

親しい人には相談出来ない

悩みが深ければ深いだけ、身近で親しい人には相談出来ないモノなんですよね。

借金や恋愛、人生など、悩みが深刻だと本当に親しい人には相談出来ないモノです。

私も40年以上生きているから、そんな経験は何度か味わいました。

中には、時が過ぎて解決してしまえば「なぜ?こんな事で悩んでいたんだろう。」と思えるような悩みもありました。

しかし、その時は本当に悩んでいるんですよね。死にたくなるほどに・・・

でも、やはり家族や親戚、友人に相談するべきです。

不思議な事に自分では八方塞に思える事でも、家族や親戚、知人の中には似た様な経験をして、有効な解決法を知っていたりするものです。

自殺を考える前に、ちょっとだけ勇気を出して親しい人に相談するべきです。

もし、貴方が亡くなるようなことになれば、家族や親戚、友人たちは「なぜ相談してくれなかったのか」と悔やむでしょう。もしかしたら、その後長い期間その事を悔やみ続けるかも知れません。

貴方が楽になった分、貴方の親しい人たちが長い期間苦しむ事になるのです。

親しい人に勇気を出して相談して欲しいと思います。

そう言っても、やはり親しい人に相談するのは難しい事だと思います。

だから、自殺を考える前に、一度だけでいいから次のサイトを開いて欲しいと思います。

生きテク
http://ikiteku.net/

自殺について考えた事が無い人や関心が無かった人も、自殺予防週間にこの「生きテク」を家族や親戚、友人などに教えてあげて下さい。

きっと相談出来ずに悩んでいる人がいると思うのです。

私は偶然このサイトを紹介している記事を見つけて、「生きテク」の存在を知りました。素晴らしい試みだと感銘を受けたので、勝手にリンクを貼って紹介させてもらっています。

共感した人は、是非お願いします。

自殺予防総合対策センター

自殺予防総合対策センターのトピックスが更新されました。
自殺予防総合対策センター

「アルコール問題と向き合う」という内容です。お酒が好きな人や飲みすぎる傾向がある人は一度読んでみて下さい。

2009年9月4日金曜日

男の身だしなみ

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男の身だしなみについて

男としての身だしなみについて考えてみた。

基本的に私は、男のくせにファッションに気を使い、ファッション紙のモデルのような格好をする事に抵抗がある。

昭和生まれの昭和育ちで、男性ファッション紙などの発行も多かった時代に育ったが故のアンチテーゼのようなものかも知れないが、チャラチャラしたファッションは嫌いであったし、未だにそんな感じである。

ポロシャツの裾

数年前まで、ポロシャツの裾はズボンの中に入れていた。

さすがに現在ではズボンから出しているが、若い子たちのようにズボンをだらしなく履いて、パンツを見せているような姿には閉口する。

サラリーマン時代や小さな会社の経営者時代は、毎日かかさずヒゲを剃り、毎日シャンプーをかかさない日々を送っていた。

しかし会社の規模を縮小し、自らが直接お客様と接する機会がなく、社員のお手本になる必要もなくなると、風呂は2日に一度、シャンプーも同様で、無精ひげはのび放題という非常にだらし無い生活スタイルになっている。

冠婚葬祭

それでも、冠婚葬祭など人前に出る機会があれば、最低限の身だしなみはマナーのうちだと割り切って、一般的なスタイルになる。

スーツや礼服を着るとさすがに窮屈に感じるものだが、普段の生活がTシャツに半ズボンという格好なので、たまにはキチンとした格好をしないとイカンだろうと思う。

現在では、一部の職種を除けば制服の決まりはなくなり、普段着の延長のような格好で仕事に行く人も少なくないと思います。

非常にいい事だとは思いますが、おかげでネクタイの結び方を知らない若者が増えたのではないでしょうか。

ネクタイ

ネクタイの結び方も、お洒落な人は「クロスノット」や「ノンノット」といったお洒落な結び方をする人が多くて、「プレーンノット」のようなオーソドックスな結び方をする人は少ないように感じます。

私が15~6歳の頃、一つ年上の先輩に教えてもらったのは「ウインザーノット」と呼ばれる結び目が大きくて目立つ結び方だった。

だから、20歳くらいまで「ウインザーノット」でネクタイは結んでいたように記憶している。

しかし、毎日ネクタイを結ぶので「ウインザーノット」はめんどくさくなって「プレーンノット」に変えた。

たった一手間なのだが、その後「ウインザーノット」はやった事がない。

ケースバイケース

結婚式などのお祝い事なら、クロスノットやノンノットなどのお洒落な結び方でも結構なんだろうけど、お通夜やお葬式などの時はプレーンノットやウインザーノットなどが無難な感じです。

やはり、ケースバイケースの対応が必要ですよね。

ネクタイの結び方は⇒コチラ

私の場合

私は、身だしなみとしてスーツにはネクタイ。「ネクタイの結び方はケースバイケースで」と考えていますが、ヒゲの手入れや頭髪の手入れも心掛けたいものですよね。

私は、あまり気にしない性格で、だらし無い格好のほうが落ち着くし、自分らしいと考えています。

しかし昔の武士は、毎日ちょんまげの手入れをしたり、ヒゲを整えたり身だしなみには注意していたようですから、本来ならば毎日ヒゲをそり、頭を洗い、髪型を整え、清潔な下着や衣服を着ることが、向上の秘訣かもしれません。

私には無理ですが・・・