2009年10月12日月曜日

オバマ大統領のノーベル平和賞受賞について

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オバマ大統領

バラク・オバマ氏が大統領に就任したのは、2009年1月の事だ。

第44代アメリカ合衆国大統領。

アフリカ系のアメリカ人としては、初めての大統領。

恒例の米大統領選は、やたら長い期間選挙活動を行うし、世界的にも注目を集めるので、1月の就任式の時には、バラク・オバマの知名度は非常に高かった。


オバマ大統領のノーベル平和賞受賞

バラク・オバマ大統領が誕生して9ヶ月。

世界的に評価が高いプラハの演説から6ヶ月。

ノーベル平和賞の選考理由は、有名なプラハでの演説が評価された。

しかし、まだ実績が無く、プラハの演説内容も実現していない。

その事を取り上げて、今回のオバマ大統領のノーベル平和賞の選考を疑問視する人も多い。


米国では賛否両論

米国では今回の受賞の評価が分かれている。

ホワイトハウスには、今回の受賞でアフガニスタンへの米軍追加増派は困難になったと評価する人もいるようだ。

確かに選考理由がプラハの演説のみだったら、世界最大の軍事力を保有する米国の首に、鈴を付けたと考える事も可能です。


キング牧師を尊敬する者の評価

私は、キング牧師を尊敬している。

当ブログのタイトルだって、キング牧師の言葉から頂いているのだ。

私は、バラク・オバマ氏が第44代アメリカ合衆国大統領に就任した事で、キング牧師の夢の第一歩が踏み出されたと大変喜んだ。

よって、私の個人的な考えでは、肌の色に関係なく大統領に就任したバラク・オバマ氏は、大統領就任という事実だけで、ノーベル平和賞受賞に値するし、彼を大統領に選んだ米国民全てに与えられた賞だと考えている。


プラハの演説も選考理由の一つだと思うが、キング牧師の夢の実現に向けて第一歩を踏み出した全ての米国民に対して与えられた賞だと考えてもいいのではないだろうか。

米国民の代表として、オバマ大統領が受賞したという選考理由の方が、ノーベル賞の価値を高める事に繋がると考えます。


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