凱旋門賞
今週末にはフランスのロンシャン競馬場で世界最高峰のレース・凱旋門賞が行われますね。
あのディープインパクトやオルフェーブルでさえ勝てなかった世界最高峰のレース凱旋門賞!
ちなみに日本の馬で凱旋門賞の2着は4回もある。エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルの3頭が凱旋門賞で2着になっています。
特にオルフェーブルは2年連続の2着!
その雪辱を果たせそうな馬が、今年は3頭も出馬します。
最強の三歳牝馬・ハープスター、世界ランキング1位のジャスタウェイ、日本の最強古馬・ゴールドシップ、どの馬にもチャンスがありそう。
ジャスタウェイ
ジャスタウェイは世界ランキング1位なんだから当然最有力候補の一頭といえるでしょう。不安があるとすれば、2400メートルという距離。
まだ本格化前だったが、2400メートルの日本ダービーでは15番人気の11着という惨敗でした。
ただしあくまでも本格化する前だった事、父ハーツクライは2500メートルの有馬記念で最強馬ディープインパクトを破って優勝してるし、2400のドバイシーマクラシックも優勝してる。さらにハーツクライの産駒も長距離得意の馬が多い。血統的には2400mは守備範囲といえる。さらにハーツクライとその産駒は大一番に強い印象があり、ここでも大物食いをする可能性は高い。海外のレース実績がある事も強みだといえる。
ゴールドシップ
ゴールドシップは日本でG1を5勝してる国内最強馬。3歳時に皐月賞・菊花賞・有馬記念を制しており、4歳、5歳で宝塚記念を連覇してる。
2400メートルの距離は最適な距離と言えそうだ。
更にゴールドシップの父・ステイゴールドは凱旋門賞2着のオルフェーブル・ナカヤマフェスタの父でもあり、凱旋門賞向きの血統といえる。
不安なのは海外のレース経験が無い事と気分屋な性格だけだと思います。
ハープスター
最近の凱旋門賞の傾向としては、負担重量の軽い牝馬が活躍してる。特に負担重量の軽い3歳牝馬が強いレースです。
日本最強の3歳牝馬・ハープスターが軽量を利して、世界の強豪馬をゴボウ抜きして凱旋門賞を制覇する可能性は高い。
ただし3歳牝馬が強いレースだけに、3歳牝馬の出走も多い。ハープスターだけが負担重量が軽い訳じゃ無い。
最有力候補の一頭ですが不安材料もあるんですよね。
海外初挑戦、ロンシャンの芝に対応出来るか?2400メートルのオークスでまさかの2着などなど、特に気になるのが父ディープインパクトが凱旋門賞で3着に破れ、さらに禁止薬物の反応が出て失格になってる事です。
血統的には距離も馬場も対応出来るはずですが、凱旋門賞に関しては縁起の悪い血統といえる。大一番では論理的に説明出来ないような事が起こるもの。「やっぱりディープの血は凱旋門賞と相性が悪い」って事になる可能性もある。
それでも私は軽量を利してハープスターが凱旋門賞制覇する可能性が高いと思っています。日本の3歳牝馬が世界の強豪を鮮やかにゴボウ抜きするシーンを期待してます。
まとめ
3頭ともにチャンスがあり、死角らしい死角は無いに等しい。頑張れ日本のサラブレッド達!!まずは無事で走りきる事が前提だけど、勝てる力は3頭とも持っている。
日本の競馬界および日本の競馬ファンの悲願・凱旋門賞制覇の夢が現実のものになる事を願っています。
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