現在の借金
日本の借金について考えてみました。
まず、日本の借金は、846兆4,970億円(2009/3末)という事です。
借金の推移
1996年末から2008年末の借金の推移をグラフにしてみました。
増え続ける借金
毎年国の借金は増え続けています。
増え続ける借金の要因は、歳出が歳入を上回っているからです。
しかし、幸いな事にこの国の借金は国債と政府短期証券が多くを占め、借金の大半は日本の国民から借りているという事実です。
何が幸いかといえば、日本の借金は日本の個人資産から借りている為、他国からの借り入れが無い事です。
よって、支払日(国債の満期)以前に新たな国債を発行する事で、不足分を補えば破綻することは無いのです。
破綻する心配がなかった為に
しかし破綻する心配がなかったために、危機感が無く悪循環を繰り返して借金額が増えてしまった事も事実なんです。
早急に手を打たねば国家が破綻してしまうならば、もっと早い段階で何らかの施策が行われたでしょう。
結果として約900兆円弱の借金に膨れ上がってしまいました。
借金の財源
財源になっているのは個人資産ですが、個人資産だって限りがあります。個人資産の額を借金が上回れば、他国からの借り入れに頼らざるを得なくなります。
困った事に、同盟国のアメリカは、日本や中国に国債を発行して、自国の財政は火の車なんです。米国には頼れません。
個人資産を国の借金が上回ったときには、破綻する可能性が出てきます。
最悪のパターンに陥る前に何とかしないといけないんですね。
暫くの間、この日本の借金について考えてみようと思います。
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