世界糖尿病デーとは
明日11月14日は、世界糖尿病デーなんです。
現在、世界の成人人口の5%~6%の方が糖尿病を患っており、今後も増加傾向なんです。
また糖尿病で亡くなる方は、AIDSで亡くなる方の数に匹敵するそうです。
しかも、今後はAIDSによる死亡者の数を上回るようになると推測されています。
このような事を踏まえて、国際連盟が国際糖尿病連合 (IDF)の要請に応える形で制定したのが世界糖尿病デーなんです。
由来
糖尿病の治療に使われるインスリンを発見したバンティング博士の誕生日である11月14日が世界糖尿病デーに指定されたそうです。
この機会に糖尿病に関する知識を増やし、今後の健康な生活に役立てる事も大切だと思います。
啓蒙活動って地道な努力なんですが、自分自身および家族の健康を守り、文化的な生活を送る事は重要な事ですよね。
世界糖尿病デーを機会に、糖尿病の知識を増やし、健康な生活を維持したいものです。
糖尿病の治療
初期の糖尿病の治療には、食事療法と運動療法が用いられます。食事療法と運動療法は、糖尿病予防にも最適だと思います。
食事療法
糖尿病の予防や治療には食事療法が最適だと言われています。
食事療法と言っても、やる事は簡単です。一日の摂取エネルギーを制限し、三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)をバランスよく摂取するだけです。
しかし簡単なようでかなり難しい治療法ともいえます。複数の家族で生活する場合、健康な人が血糖値が高めの人と同じメニューでは物足りないですよね。だからといって血糖値が高めの人だけ別のメニューにするというのも食事を作る人の負担になります。
結局「血糖値が高い人は、全てのメニューを少なめに食べるようにするのが現実的なんだろうな」と思います。
本来ならば、一日の必要なエネルギー量を決める事が望ましいのですが、体格や仕事の内容によって変化するものなので、必要なエネルギー量って人それぞれって事に成るんですよね。
運動療法
運動療法は、血糖値を下げる効果だけでなく、糖尿病の様々な症状を改善する事が出来ます。
動脈硬化の予防、老化防止などの効果も期待できるようです。
ただし、やりすぎに注意しないと、逆に症状を悪化させる可能性もあるんです。
医師と相談しながら取り組む事が大事です。
まだ予防段階の人だったら、一日に30分から60分程度の散歩をするようにしたら良いと思います。
食事療法や運動療法で血糖値のコントロールが出来ない場合には、経口血糖降下薬、インスリンといった薬物を使用する事になります。
ここまでくると、お医者さんと相談しながら治療するしかないですね。
そうなる前に、食事療法と運動療法で血糖値を下げる努力が必要です。
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